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教育・文化
2017年10月14日(土)9:02

大賞に冝保さんら4人/全国はがき筆文字展

来月1日から展示会


はがき筆文字展の入賞作品を発表する伊志嶺実行委員長(右)と池田海真事務局長。手にしているのは大賞作品=13日、平良港ターミナルビル

はがき筆文字展の入賞作品を発表する伊志嶺実行委員長(右)と池田海真事務局長。手にしているのは大賞作品=13日、平良港ターミナルビル

 全国はがき筆文字展実行委員会は13日、平良港ターミナルビルで第1回展の入賞作品を発表した。審査対象となる学生の部では平良第一小3年の冝保伊香(よしか)さんら4人が特別賞の大賞を受賞した。作品は来月1日から市中央公民館に展示する。実行委が多数の来場を呼び掛けている。

 同展には学生、一般の両部門合わせて全国12の都道府県から計1466点の応募があった。はがきサイズに書かれた筆文字作品が各地から寄せられた。

 学生の部の審査会は先月30日に東京都内であり、日本詩文書作家協会長の石飛博光さんや元文部省教科調査官の加藤東陽さんが審査して各賞を決めた。

 この結果、特別賞の大賞には小学校の低学年が冝保さん、同高学年は静岡県清水有度第一小6年の大間優子さんが輝いた。

 中学生は平良中2年の瑞慶覧琉華さん、高校生は宮古高校2年の平良一輝君がそれぞれ受賞した。

 このほか、各部門で準大賞と特選、佳作、入選作品が選ばれている。

 また、応募多数の団体優秀賞は宮古総合実業高校など5団体が受賞。宮城県の柴田小学校など5団体には団体奨励賞が贈られた。

 実行委員会の伊志嶺亮委員長は「宮古初となる全国規模の展示会で最初は心配していたが、多くの応募で盛り上がった」と筆文字展の成功を喜び、展示会への来場を呼び掛けた。

 展示会は来月1日から5日まで開かれる。巡回展も予定しており、来年3月には東京芸術劇場で展示することが決まっている。

 学生の部の特別賞、準大賞ほか団体賞は次の通り。

 ▼学生の部
 【特別賞(大賞)】小学校低学年=冝保伊香(平良第一小3年)▽同高学年=大間優子(静岡市立清水有度第一小6年)▽中学生=瑞慶覧琉華(平良中2年)▽高校生=平良一輝(宮高2年)
 【特別賞(準大賞)】小学校低学年=小野華澄(調布市立北ノ台小3年)、川満碧(狩俣小3年)▽小学校高学年=来間ひなた(南小4年)、田辺華音(岸和田市立八木北小5年)、川平瑞菜(佐良浜小5年)、砂川心陽(東小5年)、飯田実里(多治見市立精華小6年)、辻月那(大阪市立桑津小6年)、島崎陽菜実(熊本市立長嶺小6年)、池間新(福嶺小6年)、菊野麦(同)▽中学生=前泊華帆(北中1年)、西川耀渚(西城中2年)、上林生織(静岡市立清水第七中3年)、来間太陽(西辺中3年)、盛島大晴(同)▽高校生=渡辺蒼(静岡県立清水南高校1年)、西里太貴(宮総実1年)、國仲瑠奈(宮高1年)、柴田麗未(清水国際高校2年)、上里美佳(宮総実2年)、辻海斗(神奈川県立津久井高校3年)

 ▼団体の部
 【優秀賞(応募多数)】宮古総合実業高校▽神奈川県立津久井高校▽宮古高校▽星筆会(岐阜県)▽書道径の会(広島県)
 【奨励賞(特色のある取り組み)】柴田町立柴田小学校(宮城県)▽砂川中学校▽福島書道教室(熊本県)▽特別養護老人ホーム松風園▽介護老人保健施設シルバーケア悠悠


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