12/02
2024
Mon
旧暦:11月1日 大安 己 
社会・全般
2017年11月18日(土)9:01

「笑顔カレンダー」が完成/「うむい宮古島」

購入協力を呼び掛け


「笑顔カレンダー」2018年版の完成と販売開始を発表する「うむい宮古島」の下地会長(右)と前里芳人さ=17日、平良西里

「笑顔カレンダー」2018年版の完成と販売開始を発表する「うむい宮古島」の下地会長(右)と前里芳人さ=17日、平良西里

 市民グループ「うむい宮古島」の下地昌伸会長らが17日、平良西里で会見を開き、原発事故の影響が今も残る福島の子供たちを、放射線量の低い地域で一定期間過ごす保養のため親とともに宮古島へ招く資金造成のために制作している「笑顔カレンダー」の2018年版の完成を発表し、購入の協力を呼び掛けた。

 「笑顔カレンダー」とは福島へのメッセージを持った市民や宮古島に縁のある人の笑顔写真が日付を示すカレンダー。「うむい宮古島」では12年から制作していて、1部500円で販売し、その販売収益と寄付金などで13年は8家族34人、14年は11家族33人、15年は9家族31人、16年は11家族38人、今年は8家族27人を宮古島へ迎えた。

 18年版は今年3月からイベント会場やスーパー前などで計7回の写真撮影会を開催し、完成させた。登場する延べ人数は946人。掲載者には撮影時に1枠500円の寄付の協力を求めた。作成部数は4000冊で、今年も1部500円で販売する。会見で下地会長はカレンダーの完成と販売の開始を報告し「来年も福島から宮古島へ家族を招くため販売する。ぜひ多くの人に関心を持ってもらい購入してもらうことで、福島の支援を一緒に行ってもらいたい」と購入への協力を呼び掛けた。

 同カレンダーは市内の書店やよしもと南の島パニパニシネマ、プラネットなどで販売しているほか、23日に宮古バプテスト教会で開かれるフリーマーケット「ぐるぐる交換祭」でも販売。通販サイト「STORES.jp」の「うむい宮古島」ページ(https://umui.stores.jp/)からも購入できる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!