06/25
2022
Sat
旧暦:5月27日 先勝 己 
教育・文化
2018年2月15日(木)8:59

「ホーイホイ」と厄払い/上野野原でサティパロウ

国指定の重要無形民俗文化財


パーントゥを先頭に集落内を歩いて厄を払った=14日、上野の野原集落

パーントゥを先頭に集落内を歩いて厄を払った=14日、上野の野原集落

 国指定の重要無形民俗文化財、上野野原の「サティパロウ(里祓い)」が14日に行われた。パーントゥを先頭に、地元の女性が集落内を歩いて厄を払った。

 サティパロウは旧暦12月の最後の丑(うし)の日に執り行われる。起源は定かではないが、野原集落に古くから伝わる行事だ。

 午後6時ごろ、女性が指定の場所に集まって準備を始めた。慣れた手つきでクロツグとセンニンソウを腰と頭に巻いた。女児を含めて10人余が参加した。

 男の子が到着すると仮面を持たせて出発した。この日のパーントゥは上野小1年の根間愛斗君。女性はパーントゥの後に続き、手に持った小枝を上下にこすり合わせながら「ホーイ、ホーイ」と厄を払った。交差点ではパーントゥを中心に円をつくり、清めた。

 集落の外れまで歩くとクロツグとセンニンソウを取り、一カ所にまとめて祈りをささげた。子どもも手を合わせて目を閉じ、伝統のサティパロウを終えた。

 パーントゥを務めた根間君は「ちょっと疲れたけど参加できて良かった。来年もパーントゥの仮面をかぶりたい」と感想。仲里千代子さん(64)は「今年も厄払いができた。子どもたちがこうして応援に来てくれることで伝統行事を続けられる」と感謝し、「集落のおばあたちが一番喜んでいると思う」と話した。

 サティパロウは、島尻のパーントゥとともに、ユネスコ無形文化遺産登録候補として申請されている。


カテゴリー一覧

観光関係

2022年6月15日(水)9:00
9:00

沿岸海域が国定公園に/宮古島市

環境省、指定候補地へ選定/市「うれしいニュース」   八重干瀬や池間島、宮古島の一部地域などを国定公園指定に向けて動き出していた宮古島市に14日、うれしいニュースが届いた。環境省が国定公園の新規指定候補地として宮古島を選定。エリアは、宮古島沿岸海域で…

2022年6月12日(日)9:00
9:00

マンゴー共和国を建国/島の駅みやこ

大統領、シーズン到来を宣言   宮古島産マンゴーの全国区ブランド化を目指した「マンゴー共和国」の2022建国式が11日、島の駅みやこで行われた。宮古島商工会議所の下地義治会頭が「大統領」に就任して建国を高らかに宣言するとともに、今年も島産マンゴーのシ…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!