04/26
2024
Fri
旧暦:3月18日 友引 庚 
産業・経済
2018年4月6日(金)8:58

宮糖城辺11万2000㌧/サトウキビ

今期搬入終了、糖度は13・65度


今期の原料搬入を終えた宮古製糖城辺工場。11万2157㌧を受け入れた=5日、城辺砂川

今期の原料搬入を終えた宮古製糖城辺工場。11万2157㌧を受け入れた=5日、城辺砂川

 宮古製糖城辺工場は5日午後、2017-18年産サトウキビ(原料)の搬入を終えた。107日で11万2157㌧を受け入れた。大豊作の前期と比べると約4万㌧の減産だが、平年並みの搬入量になる。平均の糖度は13・65度だった。

 今期操業は昨年12月20日に始めた。当初は約12万5000㌧の搬入を見込んでいたが、その後の残量調査で下方修正。最終的に11万㌧台の搬入になった。

 品質は出だしが12度台と低かったが、結果として基準の糖度(13・1~14・3度)帯には達した。糖度区分別構成比をみると基準糖度帯の原料が41・76%、基準以上が27・7%、基準以下は30・55%だった。

 1㌧当たりの農家平均手取額は、国の交付金を含めて2万1700円。

 今期のサトウキビは、生育初期の病害虫被害をはじめ干ばつ、台風といった自然災害を受けたが、平年並みの生産量を確保した。ただ、品質は伸び悩み、前期比で1度程度低くなる。

 宮古地区内製糖工場の今後の日程は、宮糖多良間工場が6日、沖縄製糖宮古工場は順調にいけば7日にも搬入を終える。宮糖伊良部工場は早ければ今月中旬の終了を予定している。

 今期の地区全体のサトウキビ生産量は、32万㌧台になる見通しだ。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!