12/10
2024
Tue
旧暦:11月10日 友引 戊 
社会・全般
2018年7月28日(土)8:57

真栄城さん寄付金贈る/宮高90周年事業期成会に

真栄城さん(左から2人目)から贈呈目録を受ける狩俣会長(右端)=27日、那覇市

真栄城さん(左から2人目)から贈呈目録を受ける狩俣会長(右端)=27日、那覇市

 【那覇支社】平良西里出身で沖縄メディカルグループ会長の真栄城徳佳さん(86)=那覇市在住=は27日、宮古高校創立90周年記念事業期成会の狩俣勝紀会長に、寄付金500万円の贈呈目録を手渡した。

 真栄城さんは、宮高を1950年卒業した2期生。耳鼻咽喉科の医師として、1日400~500人の患者を診察したほか、35年間年中無休で診療するなど、地域医療の充実に貢献したことが認められ、教育や学術、文化の振興を目的に設立した全国日本学士会(本部・京都府)から、これまでアカデミア賞(医学)や、アカデミア大賞(同)、学術功労者賞を受賞。今年6月には、同学士会の第11代会長として、県内で初めて就任している。

 那覇市安里の真栄城耳鼻咽喉科で行われた贈呈式で、真栄城さんは、昨年2月に母校で講演する機会があり、60数年ぶりに訪ねた母校と生徒たちの、活気ある雰囲気に感銘を深くしたとした上で、「人間と違い、教育には寿命がない。教育こそ人間の根源であり、社会の根幹となる。今後とも、宮古の最高学府ともいえる宮高の発展に協力していきたい」とあいさつした。

 寄付金目録を受けて、同期成会の狩俣会長は「心強い寄付をいただき、大変ありがたい。宮高OBに日本を代表する素晴らしい方がおられ、感激している。後輩たちの道標として励みになり、自信にもつながる」と感謝を述べた。

 贈呈式には、同グループの真栄城隆英専務、同耳鼻咽喉科の本永弘事務長のほか、宮高の平良智枝子校長、沖縄南秀同窓会の平良晶会長も同席した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年12月10日(火)9:00
9:00

持続可能な観光展望

観光庁事業 有識者が講演・トーク   スペシャルトークイベント&ワークショップ「島に添う。島を継ぐ。」(沖縄・奄美共同検討委員会主管)が9、10の日程で、平良東仲宗根添のかたあきの里などで行われている。初日は基調講演とスペシャルトークセッションなどが…

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!