12/13
2024
Fri
旧暦:11月13日 大安 辛 
政治・行政
2018年11月17日(土)9:00

下水処理場増設を可決/市議会臨時会

21年度供用開始へ/教育委員任命同意案も


議案の提案理由を説明する下地市長=16日、市議会議場

議案の提案理由を説明する下地市長=16日、市議会議場

 宮古島市議会(佐久本洋介議長)の臨時会が16日に開かれた。市浄化センターに現在2基ある下水の終末処理場を1基増設するための建設工事委託の協定を締結することに議決を求める議案と、任期満了に伴い新たな教育委員1人を任命することへの同意案の2件について審議した結果、いずれも全会一致で可決した。

 下水終末処理場1基を増設する場所は、市浄化センター内にある既存の終末処理場の隣。建設工事は日本下水道事業団(東京)に委託する予定で、契約金額は5億550万円。今回の工事は本体工事のみで、水処理設備、電気設備、場内配管は別途工事が必要となる。工事費総額は約11億7000万円。2021年度からの供用開始を目指す。

 教育委員任命の同意案は、佐和田貴美子委員(教育長職務代理者)が12月4日で任期満了を迎えることから提出された。後任として任命を予定しているのは伊良部商工会理事の渡久山ひろみさん(伊良部)。

 市議会臨時会では下地敏彦市長が議案の提案理由を説明。下水終末処理場増設については上下水道部の大嶺弘明部長が仲里タカ子氏の質問に対し、アパートやホテルなどの建築ラッシュから処理量の増加が見込まれるほか、既存の2基のどちらかに不具合が生じた場合、対応が間に合わなくなることから、3基目は必要と説明した。

 採決では2件とも全会一致で原案通り可決された。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年12月12日(木)9:00
9:00

ローズウッド来年3月開業/平良荷川取

世界的高級ホテル日本初進出/観光振興、地域活性化に期待   世界的高級ホテルチェーンの「ローズウッドホテルズ&リゾーツ」(本社香港、ソニア・チェンCEO)は、日本初進出となる「ローズウッド宮古島」を来年3月1日に開業、今月10日から同ホテル公式ウェブ…

2024年12月11日(水)9:00
9:00

「これからも地域と共に」

開業40周年、関係者招き祝賀会/宮古島東急ホテル&リゾーツ   宮古島東急ホテル&リゾーツ(白木敦義総支配人)は9日夜、同ホテルの開業40周年記念祝賀会を開催した。島内外の観光関係者、パートナー企業らを招き、これまでの感謝を示すとともに今後のさらなる…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!