04/27
2024
Sat
旧暦:3月18日 友引 庚 
産業・経済
2019年2月20日(水)9:00

レタス150㌔を収穫/天然ガス実証事業

温度管理し野菜栽培/事業化推進検討委で確認


今年度の実証事業の実績などを確認する委員ら=19日、平良港ターミナルビル

今年度の実証事業の実績などを確認する委員ら=19日、平良港ターミナルビル

 宮古島市天然ガス資源事業化推進検討委員会(委員長・長濱政治副市長)の第3回が19日、平良港ターミナルビルで開かれた。今年度、行われてきた農業利用実証事業でリーフレタスなど150㌔を収穫したことや、城辺保良の天然ガス試掘井戸「宮古R-1鉱区」の採掘権を次年度事業実施前までに取得予定であることなど確認した。

 市では今年度、天然ガス資源利活用の実証事業とした、温泉水を活用した足湯や、天然ガスを利用して発電した電気で温度管理を行うコンテナでの野菜栽培などを行ってきた。

 コンテナでの野菜栽培は昨年11月1日に種をまき、同12月6日に初収穫。今年1月30日までにリーフレタス、チンゲンサイ、小松菜、水菜を合計で150・39㌔収穫した。

 第3回委員会では事務局が野菜栽培の実証事業についての実績を報告。照明の調整不足や二酸化炭素の供給が一時ストップしたことなどから1株当たりのサイズが想定より小さくなってしまったことを説明。ただし実証期間中、発電機が一度も停止することなく安定稼働できたことは大きな成果との認識を述べた。

 「宮古R-1鉱区」の採掘権については現在、申請手続きを行っていて、今年度中に手続きを完了させ、次年度事業実施前に採掘権を取得する予定であることを説明。県から移管を受けたほかの5鉱区についても採掘権所得に向け手続きを進めていく考えを示した。

 温泉水を利用してマンゴーを温湯処理することで硬度や食味にどのような変化が生じるかを調べる予備試験結果や、今年度までの実証事業についての報告書案も説明された。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!