一部議員は反対表明

市学校設置条例一部改正議案について挙手による採決を行う文教社会委員会＝14日、市役所平良庁舎

　市議会文教社会委員会（平良敏夫委員長）が14日、市役所平良庁舎で開かれ、付託議案の審議と採決を行った。採決では城辺地区４中学校を統合する新しい学校の名称を城東中学校とするための条例改正案について、一部議員が反対を表明したことから挙手による採決を行った結果、賛成多数で条例改正は可決された。

　挙手採決が行われたのは、市学校設置条例の一部改正を提案する議案。現在は「（仮称）城辺地区統合中学校」となっている部分を「城東中学校」に改めるよう求めている。

　同議案採決に際し上里樹氏が「学校統廃合そのものに反対をしてきた。学校の名称の決め方についてもいささか疑問が残る」として反対の立場を示した。そのため挙手採決を行った結果、賛成４人、反対２人の賛成多数で可決された。

　２０１９年度の国民健康保険事業特別会計予算案や介護保険特別会計予算案などそのほかの付託議案はいずれも全会一致で原案通り可決された。