04/21
2025
Mon
旧暦:3月24日 友引 庚 
社会・全般
2019年11月28日(木)8:56

第2滑走路、3月26日始動/那覇空港

処理容量1・8倍に

 【那覇支社】国土交通省は26日、那覇空港の第2滑走路を来年3月26日から供用開始すると発表した。同省のホームページによると、赤羽一嘉国交相は26日の閣議後会見で「那覇空港が沖縄と国内外を結ぶ人流・物流の拠点としてさらに重要な役割を果たし、観光客の受け入れ拡大や利便性向上につながることを期待している」と語った。

 同省によると、第2滑走路を建設する「那覇空港滑走路増設工事」の総事業費は約2074億円。2014年1月に工事を開始し、現在までに滑走路本体の舗装工事が完了しているという。第2滑走路の長さは2700メートル。供用開始で那覇空港の滑走路処理容量は24万回となり、現在から1・8倍に拡大する。

 赤羽国交相は同日の会見で「第2滑走路の供用により定期便の増便や航空機の混雑・遅延の解消が見込まれる。観光客の受け入れ拡大や利便性向上につながると期待している」と強調した。

 また、観光庁を所管する立場として「那覇空港を含む地方空港への国際線の新規就航に合わせ、海外旅行会社やメディアの招請などを通じた魅力発信や、航空会社と連携したプロモーションなどに取り組み、沖縄への観光需要の喚起にしっかり努めていきたい」と述べた。

 玉城デニー知事も同日、「第2滑走路は、これまで国土交通省をはじめ那覇空港拡張整備促進連盟など関係者の皆さまのご支援とご協力で供用開始に至るもの。観光・物流産業など沖縄の発展に大きく寄与すると期待している」とのコメントを発表した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

2025年4月12日(土)9:00
9:00

「はしご旅」の魅力PR

旅行関係メディア招きトーク 1度の旅行で二つのホテルを「はしご」して異なる楽しみ方を味わう「宮古島はしご旅」を周知するトークセッションが9日、市内の飲食店で行われた。サントリーニホテル&ヴィラズ宮古島、ヒルトン沖縄宮古島リゾートと、両施設の「はしご旅」プランを…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!