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産業・経済
2011年1月21日(金)9:00

地域全体でまちづくりを/「まちなか観光」テーマにシンポ

濱谷氏(北海道工業大学教授)が講演/TOMネット主催


リレートークで商店街活性化の可能性について考えを示す濱元氏(左)とコメンテーターたち

リレートークで商店街活性化の可能性について考えを示す濱元氏(左)とコメンテーターたち

 中心市街地活性化などについて考える「まちなか観光シンポジウムin宮古島」(主催・NPO法人TOMネット、共催・宮古島市)が20日、市中央公民館で開かれた。TOMネット北海道会会長の濱谷雅弘北海道工業大学教授が「まちなか観光をすすめるために」をテーマに講演を行ったほか、TOMネットの鎌田雅弘理事が宮古島のまちづくりとして「そぞろ歩きができる商店街」を提案した。

 全国のまちづくりに携わる専門家らで設立されたTOMネットが、「まちなか観光とまちづくり」をテーマに、中心市街地の具体案を示し、地域活性化に寄与することを目的に企画した今回のシンポジウム。前半は濱谷教授による講演、後半は宮古青年会議所直前理事長の濱元雅浩氏、近畿日本ツーリスト沖縄の木下嘉美代表取締役、TOMネットの勢力辰夫理事と鎌田理事の4人がコメンテーターを、TOMネットの林秀樹代表理事がコーディネーターを務める「リレートーク」が行われた。

 講演で濱谷教授は、北海道で実際に行ったまちづくりの事例を基に観光まちづくりの視点やまちの現状分析のポイントなどを紹介。「地域のロケーション全体をテーマとするまちづくり、人を育てる仕組みづくりなどが必要」との考えを示した上で「新しい観光まちづくりの新機軸は、飲食を通して楽しく交わること。それがまちなか観光の原点」と語った。

 リレートークでは、まず濱元氏が商店街に人が来なくなっている宮古島の現状を報告。活性化の可能性として、商店街内の移動に太陽光発電で充電した電動カートなどを使用する「商店街のエコタウン化」などを提案した。

 木下氏は「まち全体がかもし出す雰囲気が観光客を呼ぶ」としてまち全体が一つになっての取り組みが必要との考えを、勢力理事は暑さや雨をしのげる全天候型の商業施設や外国人観光客を案内できる人材育成の必要性などを示した。

 鎌田理事は宮古島への提言として、下地敏彦市長から「オトーリ体験と、屋台が建ち並ぶアジアの夜市を盛り込んでほしい」との要望を受け、交流広場や屋台を出店するスペースのある商店街イメージを提案。「1階の広場や空き地には屋台、その真上の2階部分はテラスにしてカフェに。3階には1、2階の店舗の人が住む住居を整備。道路はカーブを付けることで車を通りにくくし、人がそぞろ歩きできるように、1、2階も行き来できるようにすれば歩いて楽しいまちになるのでは」との考えを述べた。

 林代表理事は「にぎわいある中心市街地をつくることができれば、昼は海、夜はまちでと昼夜楽しめるイメージを観光客に与えることができる」と語った。

 来場者は濱谷教授の講演やリレートークに聞き入っていた。


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