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教育・文化
2021年5月7日(金)8:58

「マミカツ」を再現/昔ながらに着物姿で棒振り

下地与那覇


棒でさやをたたき、黒豆を取り出した=5日、下地与那覇

棒でさやをたたき、黒豆を取り出した=5日、下地与那覇

 昔ながらの豆をさやから取り出す作業「マミカツ」が5日、下地与那覇の飲食店敷地内で行われた。地域住民ら約20人が集まり、再現した。懐かしい作業に笑顔を見せながら、今後も伝承するために実施していくことを誓った。

 企画した渡真利朗男さん(68)によると、昔話に花を咲かせるたびに「棒に頭をぶつけて痛かった」「大変だったがもう一度やってみたい」などと話題になっていた。友人や知人に声を掛けて今回、実現させたという。

 昔は大豆が主流だったが、この日は黒豆を使って再現した。2本の棒の端をボルトでつないだ特別な道具を使用。均等にたたくために、立ち位置を移動しながら棒を力いっぱい振っていた。

 さやから出た黒豆はざるに乗せ、上下に揺すりながら風を使って不要なものを取り除いた。 

 この日は道具だけでなく伝統芸能で使用する着物も準備。作業の前後にはクイチャーを踊って場を盛り上げた。

 終了後、渡真利さんは「実際にやると重労働だと分かる。昔の人は2~3時間作業していたので、体が強かったんだと改めて感じた」と汗をぬぐった。

 崎原正幸さん(90)は約65年ぶりに体験したという。「昔を思い出した。当時は夏至までに収穫をしていた。大変な作業だったが懐かしい」と話した。


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