04/26
2024
Fri
旧暦:3月18日 友引 庚 
産業・経済 社会・全般
2011年5月13日(金)9:00

花と緑の島づくり支援へ/森林組合

11年度事業計画など審議


11年度の事業計画などを審議した理事会=12日、宮古林業総合センター

11年度の事業計画などを審議した理事会=12日、宮古林業総合センター

 宮古森林組合(代表理事組合長・下地敏彦市長)の理事会が12日、宮古林業総合センターで開かれ、27日の総会に提出する議案を審議承認した。2010年度の単年度決算は、178万円の黒字を計上。累積黒字は238万円となった。11年度は前年に引き続き、365日花と緑にあふれる美ら島づくりを目指す「グリーンコミュニティー支援事業」に力を入れる方針。役員改選も行い組合長に下地市長を再任した。


 「グリーンコミュニティー支援事業」は、県が昨年創設した事業。森林組合は、宮古地区の苗木生産団体に選定され、約4万本の挿木苗や球根類、ツル類、草花類を生産し、学校や公共施設に配布した。草花類はプロ野球キャンプや、学校の卒入学式、トライアスロン大会などの景観美化に利用され好評だったという。

 10年度の造林は市の委託を受け、13・58㌶の市有林に3万6000本を植樹。保育は238㌶で実施した。県委託では、25㌶の保安林で改良(新植)や保育を展開した。

 部門ごとの収益は、木炭販売が29万6000円。市や県の委託を受けた森林整備は、1億4000万円となった。県の委託で苗生産などをする利用事業は2366万円。購買事業では苗木や資材など565万円を売り上げた。

 組合に事務局を置く「美ぎ島宮古グリーンネット」の事業では会員や地域住民、民間事業所、行政が一体となって合計5回の植樹活動を行ったことを報告した。

 新役員は次の通り。(敬称略)
 【代表理事組合長】下地敏彦市長【常務理事】與那覇巌【理事】下地昌明(多良間村長)▽川満省三▽上地登▽上地秀一▽渡久山毅▽砂川武一【代表監事】砂川隆夫【監事=】松川博光▽下里勝明


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!