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社会・全般
2011年6月26日(日)9:00

台湾貨物船宮古就航へ/台湾の新發航運

市に打診、9月にも実現


貨物船の平良港就航を提案し理解を求める許社長(右)と賴氏(右から2人目)。左は下地市長=25日、市役所平良庁舎

貨物船の平良港就航を提案し理解を求める許社長(右)と賴氏(右から2人目)。左は下地市長=25日、市役所平良庁舎

 台湾台東市にある新發航運の許志雄社長や台湾の国会議員に当たる立法委員の賴坤成氏らが25日午後、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、今年9月にも台湾・基隆市-石垣、宮古間に貨物船を就航させる意向を示した。実現すれば台湾と沖縄先島諸島の直接物流が3年ぶりに復活する。許社長、賴氏ともに海上交通整備に伴う交流と経済振興を強調し、平良港の整備を求めた。課題は貨物を積み下ろすクレーンの有無。市は貨物船を寄港させる下崎埠頭でのクレーン配置に向けて調整を図る方針だ。


 市長表敬には許社長、賴氏のほか現地の市議会議員や経済界の代表ら約15人が訪れた。下地市長と長濱政治副市長が応対した。
 この席で訪問団は積載貨物量1500㌧の貨物船を就航させることを説明。会社側は「宮古就航で生活物資や建築資材などを安く島に運べる。島々には利益を与えられる」と述べた。同時に互いの交流促進と経済振興でも利点があるとして市側に理解を求めた。

 宮古就航は、下崎埠頭で受け入れが可能かどうかを検討した上で最終的に判断する。課題に挙げられているクレーンの有無については長濱副市長が「クレーンをどのように置くのか相談していきたい」と話し、実現に向けて調整していく市側の姿勢を示した。

 許氏は「互いの関係を深めたい。交通関係を含めて宮古、八重山と交流していきたい」と述べた。これに下地市長は「宮古島市は基隆市とも交流しており、東部地区とも大いに交流していきたい」と話し、貨物船就航を機会とする互いの交流発展に期待を込めた。


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