宮古から３人が受賞

県優秀賞を受賞した（左から）宮里さん、上原さん、運天さん＝26日、市役所平良庁舎

　２０１１年度明るい選挙啓発ポスターコンクール（主催・財団法人明るい選挙推進協会ほか）で、北小学校６年の運天もも子さん、北中学校２年の宮里真実さん、同３年の上原千明さんが沖縄県優秀賞を受賞した。その賞状伝達式が26日、市役所平良庁舎で開かれ、市明るい選挙推進協議会の下地正子会長から賞状が手渡された。

　63回目を迎えた今年の同コンクールには全国の小・中学校・高校から計13万１１３６人が応募。県内からは１８５９点、宮古からは43点の応募があり、３人が優秀賞を獲得した。

　運天さんは投票する女性と後ろに並ぶ人々を描いた。「最近は投票に行かない人が多いと聞き、なるべく多くの人に参加してほしいとの思いで描いた。まさか賞を取れるとは思わなかった」と感想を述べた。

　宮里さんのポスターでは投票する人たちの後ろに高層ビルや観覧車などを配置。「選挙が明るい未来を作るイメージを表現した。いろいろな人を描くところも工夫をした。受賞と聞いた時にはびっくりした」と話す。

　上原さんは投票した用紙がパズルのピースとなって町を形成する絵を描いた。「いろいろな職業、年齢の人が投票に参加している雰囲気を描いた。パズルになるアイデアも工夫したところ。受賞できうれしい」と語った。