花いっぱいのまちづくりを/道路・公園の里親
3団体に認定証交付
市ではこのほど、自宅周辺の道路や公園の緑化などに取り組む市内の3団体を新たに「道路・公園の里親」に認定。その認定証交付式が1日、市役所平良庁舎で開かれ、各団体の代表らに下地敏彦市長が認定証を手渡した。
市はこれまでに「道路・公園の里親」として37団体を認定している。今回、新たに認定を受けたのはマスターズ花緑会(平良耕次郎代表)、大東重興(仲宗根康彦代表、交付式は欠席)、マイン理容館(福嶺雅春代表)の3団体。いずれも自社や自宅周辺で緑化や清掃活動に取り組んでいる。
認定証を手渡した下地市長は「きれいで、花のたくさんあるまちづくりを目指して、市では一生懸命に努力をしている。今回は3団体に協力をお願いすることになった。今後、苗の配布なども行うので一緒に花いっぱいのまちづくりをしましょう」と呼び掛けた。
平良代表は「雑草が多いところではポイ捨ても多くなる。花を植えきれいにしていると近隣の人も喜んでくれる。身近なところを管理していきたい」、福嶺代表の代理で参加した妻の絹子さんは「花が咲くのを見るのは気持ち良いこと。みんなが自宅の周りをきれいにすれば島全体がきれいになると思う」と語った。
「道路・公園里親」制度は1999年12月、当時の平良市がマティダ通りをモデル地区として9団体を認定。その後、2000年5月から正式スタート。市町村合併後は宮古島市に引き継がれた。今年1月20日には、市から里親へ花の苗2200本が配布された。