05/08
2024
Wed
旧暦:4月1日 仏滅 壬 
政治・行政
2012年4月12日(木)9:00

きょうにもミサイル発射か/北朝鮮

予告期間で秒読み段階に/市危機管理態勢強化へ


定例会見で態勢強化の概要を説明する安谷屋総務部長(左)=11日、市平良庁舎

定例会見で態勢強化の概要を説明する安谷屋総務部長(左)=11日、市平良庁舎

 北朝鮮による「人工衛星」を名目にした長距離弾道ミサイルの発射実験は12日から5日間の予告期間に入る。発射に向けた最終段階である燃料注入作業を終え、天候などの条件が許せば、きょう12日にも発射に踏み切る可能性がある。


 この事態を受け、宮古島市危機管理対策本部(本部長・下地敏彦市長)は12日午前6時から安谷屋政秀総務部長、砂川一弘総務課長、川満秀海主幹と防災危機管理係の職員2人が登庁し、市役所で発射に備え態勢を強化し待機する。対策本部長の下地敏彦市長も12日は午前6時30分には登庁し、事態に備える。

 また、同日午前6時からは市と速やかな連絡を図るため、連絡調整員として陸海空の自衛官各一人が市役所に詰める。この態勢は国から終了の連絡があるまで継続する。

 陸上自衛隊が落下物確認、けが人搬送のため宮古空港に駐機しているヘリを1機から2機に増機した。11日の市防災管理対策室長(安谷屋総務部長)が定例会見で明らかにした。定例会見には本土からの報道陣も数多く出席した。

 ミサイルは北朝鮮西部の東倉里の発射場から予告期間中の午前7時~正午(日本時間同)の時間帯に打ち上げられる見通し。平壌郊外にある「衛星管制総合指揮所」当局者は11日、訪朝した外国報道陣に対し、燃料注入作業が始まったと明らかにした。

 北朝鮮は1段目ブースターは韓国南部の全羅道の西方沖に、2段目はフィリピン・ルソン島の東方沖に落下すると国際機関に通告した。石垣島など先島諸島の上空を通過する見通しで、政府は自国領土・領海に落下する場合、ミサイル防衛(MD)システムを発動し迎撃する。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月7日(火)9:00
9:00

宮古馬、ビーチで啓蒙活動/観光客らに事故防止呼び掛け

下地与那覇の前浜ビーチで5日、宮古馬を同伴した水難事故防止活動が行われた。宮古島署地域課、市地域振興課の職員ほか、宮古馬2頭、馬の飼育員が参加し、観光客や市民にライフジャケットの適正着用などが記されたガイドブックを配布して海での事故防止を呼び掛けた。

2024年5月7日(火)9:00
9:00

「 また絶対来たい 」/思い出とともに帰路へ

連休最終日・宮古空港 最大10連休となった今年の大型連休は6日、最終日を迎え、宮古空港はUターンラッシュのピークとなった。南国の自然を満喫した観光客や里帰りした人たちが、大きな荷物と思い出を土産に帰路に就いた。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!