12/10
2023
Sun
旧暦:10月28日 先勝 壬 
政治・行政 社会・全般
2012年4月13日(金)9:00

予告初日は発射せず/北朝鮮ミサイル

きょう以降に/市「引き続き警戒強める」


迷彩服の自衛隊員とともにテレビのニュースを見る下地市長(中央奥)と安谷屋総務部長(右端)=12日午前7時すぎ、平良庁舎3階総務部長室

迷彩服の自衛隊員とともにテレビのニュースを見る下地市長(中央奥)と安谷屋総務部長(右端)=12日午前7時すぎ、平良庁舎3階総務部長室

 北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」名目で準備を進める長距離弾道ミサイルの発射実験は12日、発射予告期間の初日を迎えたが、この日の発射は見送った。予告期間は16日までで、天候条件などが許せば13日か14日に発射に踏み切るとの見方が強い。弾道ミサイルが上空付近を通過する予定の宮古島市では、職員を早朝から配備し情報収集に当てるなど警戒を強めた。


 市の危機管理対策本部長を務める下地敏彦市長は午前6時20分ごろに登庁。発射予告時間の午前7時からは、総務部長室で連絡調整員として市役所平良庁舎に詰めている迷彩服の自衛隊員らとともにテレビのニュースで状況を見守った。

 下地市長は天気予報を見ながら「朝鮮半島はきれいに晴れているね」などと述べ、天候条件が発射につながる恐れとなるだけに表情を引き締めた。

 平良庁舎3階の総務課には全国瞬時警報システム(Jアラート)が設置されており、市の防災危機管理係の職員が待機し警戒した。

 同階には、本土マスコミが大挙訪れ、取材活動を展開。男性職員は「早めに通常業務に戻りたいが…」と困惑ぎみだった。

 一方、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が配備された上野野原の航空自衛隊宮古島分屯基地内では、PAC3の警備に当たっていると見られる自衛隊員の交代が定期的にあったほかは目立った動きはなかった。

 下地市長は発射予告時間が過ぎた正午すぎには「あす(13日)以降も引き続き警戒に努め、市民に情報提供していきたい」、安谷屋政秀総務部長は「事態が収拾するまでは現状の体制を維持し、市民や観光客の安全を確保したい」とそれぞれ話した。

 30代の会社員の女性は「(ミサイル発射が)いつなのか、1日中落ち着かない気持ち。テレビやラジオからの情報を注意するようにしている」と話した。

 伊良部漁協組合長の友利義文さんは「生活があるし、普段通りに漁に出た。宮古島には影響がないと信じたい」と語った。


カテゴリー一覧

観光関係

2023年11月30日(木)8:52
8:52

「離島フェア2023」多良間村、4商品入賞  優良特産品で快挙

沖縄セルラーパーク那覇などで24~26日に開催された「離島フェア2023」では、食品、工芸で優良な離島の特産品に対する表彰も行われた。多良間村からは、たらま農産の「黒あずき」、三幸食品の「PREMIUM黒糖アイス」、たらま花(紅花)保存会の「サン(お守り)タペ…

2023年11月21日(火)13:08
13:08

【宮古島スイーツ】バーガーショップによる自家製チーズケーキ!

【宮古島スイーツ特集】 #宮古島 には #スイーツ がいっぱい!探して見つけてハッピーに♪ #宮古毎日新聞 のホームページで 宮古島内のスイーツを紹介する特集コーナー! 記者が実際に店舗を訪ね、イチオシスイーツの魅力を聞きました! 今回は宮古島市平良久貝の「B…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!