12/11
2024
Wed
旧暦:11月11日 先負 己 
産業・経済
2012年12月6日(木)9:00

トウガン出荷始まる/JA12年期作

主産地の上野皮切りに


表皮がつややかなトウガンがずらりと並ぶ=5日、JAおきなわ上野集荷場

表皮がつややかなトウガンがずらりと並ぶ=5日、JAおきなわ上野集荷場

 JAおきなわ宮古地区営農振興センターの取り扱う2012年期作トウガンの県外出荷が、主要産地の上野地区で始まった。宮古地区全体の出荷量は、前期実績より174㌧(19・5%)多い1070㌧を計画。上野がこのうちの800㌧(75%)を占める。


 今期のトウガンは9月下旬に植え付けを開始し、肥培管理を経て、出荷となった。表皮の緑が濃く、品質は上々。出荷は来年6月中旬ごろまで続く。

 宮古は全国でもトウガンの主産地とされ、冬場は宮古産の独壇場になるという。ブランド化の条件となる「定時、定量、定品質」出荷体制がほぼ整い、平均キロ単価は200円前後と安定した。関係者の中には「宮古のトウガンはブランド品になった」とみる向きもある。


 11年期作トウガンのJA出荷量は前期より177・5㌧(24・7%)多い895・5㌧、販売金額が1億6912万円(同比1474万円、9・5%増)。平均キロ単価は189円だった。

 12年期の地区別出荷は平良30㌧(540万円)、城辺60㌧(1080万円)、上野800㌧(1億4400万円)、下地が180㌧(3240万円)-を計画した。

 地区別10㌃当たり出荷計画は、上野が16・6㌧と他3地区の10㌧より群を抜いて多い。上野では、支部会員同士が栽培技術について密に情報交換し、互いに切磋琢磨しているからだという。

 トウガンは07年2月に拠点産地品目に認定されてから、5年目。今期は①市場や消費者から信頼される産地づくり②選果・選別の徹底③低温対策(花粉保存の実施)-などに重点的に取り組む。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年12月11日(水)9:00
9:00

「これからも地域と共に」

開業40周年、関係者招き祝賀会/宮古島東急ホテル&リゾーツ   宮古島東急ホテル&リゾーツ(白木敦義総支配人)は9日夜、同ホテルの開業40周年記念祝賀会を開催した。島内外の観光関係者、パートナー企業らを招き、これまでの感謝を示すとともに今後のさらなる…

2024年12月10日(火)9:00
9:00

持続可能な観光展望

観光庁事業 有識者が講演・トーク   スペシャルトークイベント&ワークショップ「島に添う。島を継ぐ。」(沖縄・奄美共同検討委員会主管)が9、10の日程で、平良東仲宗根添のかたあきの里などで行われている。初日は基調講演とスペシャルトークセッションなどが…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!