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社会・全般
2013年1月25日(金)9:00

花城愛子さん最優秀/県老連意見発表

老人クラブ事業参画提言


意見発表で用いた「幸齢者」の文字パネルなどが審査にインパクトを与え最優秀賞に輝いた花城さん=24日、宮古地区老人クラブ連合会事務所

意見発表で用いた「幸齢者」の文字パネルなどが審査にインパクトを与え最優秀賞に輝いた花城さん=24日、宮古地区老人クラブ連合会事務所

 県老人クラブ連合会(白石武治会長)主催の創立50周年記念第33回県老人の意見発表大会が23日、北中城村中央公民館で催され、宮古地区を代表して意見発表した花城愛子さん(73)=西原みどり会所属=が最優秀に輝いた。発表で花城さんは「高齢者」を「幸齢者」と置き換えた文字パネルを掲げるなどし、宮古地区で行われている老人クラブ行政受託事業の事例を紹介。積極的な高齢者の社会参画を提言して高い審査評価を得た。宮古地区代表が最優秀を受賞するのは5年ぶり。


 同意見発表大会は高齢者の生きがいや心豊かで活力に満ちた福祉社会の発展に資する目的で毎年開催されている。県内6地区(北部、中部、南部、那覇、宮古、八重山)から選出された地区代表によって競われるが、発表は原稿の読み上げではなく、基本的に発表内容を覚えて発表する。

 花城さんは「夢と希望のある人生とクラブ活動を」と題して発表し、その中で現在、宮古島市老人クラブ連合会が市から受託して行っている「高齢者転倒予防運動(ワイドー教室)」を例に挙げ、受託事業費を老人クラブの運営費に充てていることなどを紹介した上で、老人クラブの受託事業への積極参加を提言した。

 また、発表するキーワードを文字パネルにして掲げるなどの工夫を凝らして発表し審査員から高い評価を得た。

 約1カ月を掛けて原稿を暗記したという花城さんは発表を振り返り、「こんなに緊張したことはなかった。最優秀を受賞でき、応援してくれた皆さんの期待に応えることができた。会員減少で伸び悩む老人クラブ活性化のために、受託事業などを通じて、今後も活発に取り組んでいきたい」と受賞の喜びと抱負を述べた。


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