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産業・経済 社会・全般
2013年10月10日(木)9:00

再来年10月めどに運航/多良間-石垣線

第一航空、村長に計画示す


多良間-石垣線の運航再開に向け意見を交わす伊良皆村長(中央)、西川社長(右)、木田副社長(左)=9日、多良間村役場村長室

多良間-石垣線の運航再開に向け意見を交わす伊良皆村長(中央)、西川社長(右)、木田副社長(左)=9日、多良間村役場村長室

 【多良間】小型航空機などを運航する第一航空(本社大阪)の西川昌伸社長と木田準一副社長は9日、多良間村役場に伊良皆光夫村長を訪ね、航空路線が廃止されていた多良間-石垣線を2015年10月をめどに運航させる計画を示した。9人乗りと19人乗りを併用する予定で、西川社長は「空港内窓口や保安室の利用など、クリアしなければならない問題は多々あるが、1日でも早く運航できるように努めていきたい」と話した。

 多良間島を結ぶ航空路線は現在、宮古島間の1日2往復しか運航されていない。同路線が運航されれば7年ぶりの再開となる。

 多良間-石垣路線は、06年まで琉球エアーコミューター(RAC)が運航していたが、利用者の減少などに伴う収益悪化などを理由に06年3月末に廃止された。

 伊良皆村長は「利用率を高めながら赤字をどう圧縮していくかが課題になるが、石垣に住む郷友の方たちや村民に利用するよう働き掛けたい。第一航空も条件整備をしっかりと整え、継続できるよう努めてほしい」と述べた。

 同路線の再開については、県議会9月定例会一般質問で県企画部の謝花喜一郎部長が「地元市町村と第一航空でつくる検討協議会を発足させたい」と答弁。事業採算性や旅客需要に対応した航空機の確保、運航体制など、課題の解決に向け取り組む考えを示した。

 第一航空は1966年設立。09年に沖縄線に参入し、那覇-粟国線、那覇-沖永良部線、那覇-徳之島線などをそれぞれ運航している。


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