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政治・行政
2014年8月15日(金)9:00

宮古で政策語る/下地幹郎氏

世代交代を強く訴え/県知事選


ガンバロウ三唱で下地氏の知事選初勝利に向け気勢を上げる支持者ら=14日、マティダ市民劇場

ガンバロウ三唱で下地氏の知事選初勝利に向け気勢を上げる支持者ら=14日、マティダ市民劇場

 県知事選挙(11月16日投開票)に出馬表明した元郵政民営化担当大臣の下地幹郎氏(53)は14日、マティダ市民劇場で、知事選に懸ける自らの思いと政策について講演した。下地氏は「世代交代し沖縄を変える政治を実現したい」と述べ、今選挙戦の最大の争点となる見込みの米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設には「県民投票で決めるべき」との考えを示した。

 「下地ミキオが語る沖縄の未来」(主催・同氏後援会宮古支部)で県知事選について語った下地氏は、自らが今選挙に立候補する理由について、「基地問題の反対と賛成の政治闘争が42年間続いていることにより、県内経済の低迷と低所得で貧困率が高く、学力低下などの現状が沖縄の構図になっている」と述べた。

 下地氏は「世代交代による変化が今の沖縄には求められている」とした上で、世代交代の役割として①新しい政治の創設②交渉力を日米両政府に発信③戦後の未解決問題の解決④沖縄県民の夢実現-を挙げた。

 沖縄の課題の解決策として①子供教育費の完全無料化②所得倍増③辺野古県民投票-の3大政策を打ち出し、「宮古島ドリームプラン」とした6大プロジェクトを実現すると訴えた。

 同プランでは①下地島国際空港②下地島残地で高度農業③マンゴー・野菜の冷凍加工所④天然ガスで電力供給⑤1万人収容アリーナ⑥島に専修学校創設-などを実現することなどを訴え、県知事選での支持を求めた。

 講演会の締めくくりは羽地昇子氏の掛け声で「ガンバロウ三唱」を行い、下地氏の知事選初勝利に向け支持者らが気勢を上げた。


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