下地島空港でテスト走行/ソーラーカー
篠塚さん きょう世界最速に挑戦
きょう20日に下地島空港の3000㍍滑走路を舞台にソーラーカーの世界最速記録更新に挑む「Team SHINOZUKA」は19日、同空港でテスト走行を行った。強い風と時より降る雨で何度か中断しながらも、滑走路の路面状況や風の影響など最終的なチェックを行った。
「Team SHINOZUKA」代表で、パリ・ダカールラリー(1997年)で、日本人初の総合優勝を成し遂げた経験を持つラリードライバーの篠塚建次郎さん(65)は世界記録について「十分可能性はある」と意気込みを示した。
現在、ソーラーカーによる最速記録はオーストラリアのサンスイフト・アイビー・チームが2011年1月に出した88・738㌔がギネス記録に認定されている。
午前中のテスト走行を終えた篠塚さんは「2回も雨に降られ、風もちょっと強かったので追い風と向かい風でだいぶ速度が変わった。本番はもう少し風が弱まってもっと日が照ってくれるとうれしい。本番当日は天気が良いということなので本番に掛けたい」と抱負を述べた。
きょう20日は午前11時ごろから世界最速記録に挑戦する予定。また、天候条件を考慮して21と22日を予備日としている。