教育の充実で支援要請/公立幼稚園長会など
環境整備も要望
宮古地区公立幼稚園長会・幼稚園会(屋嘉比邦昭会長)ら要請団一行は22日、市役所城辺庁舎に宮國博教育長を訪ね幼稚園教育のさらなる充実に向けて各種支援を要請した。
要請に対して宮國教育長は「要請に対する対応について今すぐに即答はできないが今後、教育委員会の中で議論して検討し、後日返事をしたい」と述べた。
要請書では、「幼稚園教育充実のための人事条件」として、管理規則に沿って複数クラスには教頭の配置を求める▽特別教育支援員の充実と個に応じた対応▽専任指導主事の配置▽1学級の園には安全管理の面からもパートの配置―の4項目を求めた。
「環境整備」については、月に1回、園庭の整備をしてくれる環境整備員等の派遣を求め、「体験入園」については全園共通となる体験入園の要項の作成を要望した。
そのほかにも資質向上に向けた研修会のさらなる充実も要望している。
屋嘉比会長は「幼児期にふさわしい学びの創造、保育所や小学校との接続、教員の資質向上に向けて会としても全力で取り組んでいるので教育委員会としても支援してほしい」と呼び掛けた。