クリーンセンター 外観の色を決定へ
景観検討委が設立/周囲と調和した建物創出
宮古島市は28日、市の焼却施設、クリーンセンターの外観の色を決める「新ごみ焼却施設等景観検討委員会」を28日設置し同日、委員に委嘱状を交付した。同センターは現在、現施設(平良西仲宗根)の隣に建設中で、2016年4月に供用開始の予定。委員会では来年1月には建物などの色を決める方針で、委員長に選出された長濱政治副市長は「大きな建物になる。周囲の景観と調和した色合いが必要」と述べた。
引き続き第1回検討委員会を開き、副委員長に真壁恵修氏(市景観計画アドバイザー)を選出したほか、事業の概要や検討委開催の日程が審議された。
事務局は建物外観の色について五つの案を次回検討委に提案する。今後、3回の委員会で審議し、決定した色を下地敏彦市長に報告する。
同センターはごみ焼却棟(地下1階、地上5階)や管理棟のほか、将来的には同施設にリサイクルセンター・プラザを建設する。
外観の色についてはごみ焼却棟と高さ59㍍の煙突、管理棟が決まれば、リサイクルセンター・プラザも同様な色にする考えだ。
委嘱した検討委のメンバーは、市建設アドバイザーや1級建築士、美術教諭などの専門家のほか、地域住民代表も加えた。
長濱副市長は「審議を重ね、地域や市民並びに島外から来る人たちにも誇れるような地域にマッチした景観を創出していきたい」と述べ、各委員に協力を求めた。
景観検討委員会のメンバーは次の通り。(敬称略)
【委員長】長濱政治(市副市長)【副委員長】真壁恵修(市景観計画アドバイザー)【委員】仲間利夫(市建設アドバイザー)、比嘉正人(スペースデザイン設計、1級建築士)、友利尚子(平良中美術教諭)、友利勝政(漲水学園長)、平良恵儀(保里2区自治会長)、山里邦雄(添道自治会長)、平良哲則(市生活環境部長)【事務局】川平陽一(市環境施設整備室長)、長濱正人(同整備室長補佐)、仲間秀二(同整備室施設整備係長)、恩河慶(同整備室主任主事)、垣花靖代(同整備室)