事件事故の未然防止を
年末年始で防犯パト/宮古島署など
年末年始総合警戒出発式が19日夜、市、地区防犯協会、少年補導員協議会、県宮古事務所など関係機関・団体が参加して宮古島署で行われた。年末年始は経済活動が活発化することにより、金融機関やコンビニエンスストアなどに対する強盗事件や高齢者や女性を狙ったひったくりなど、いろいろな事件や事故が発生する懸念があることから、19日から来年1月4日までを警戒強化期間と設定して総合警戒を実施する。
出発式で宮古島署の平良英俊署長は「年末年始の各種事件事故を未然防止し、市民や観光客の安全・安心を確保するため、防犯ボランティアなどと連携を密にし、一層の警察活動を強化する」と述べた。
前川尚誼地区防犯協会長は「われわれの地域は、われわれで守るという認識を持ってパトロールを実施したい」とあいさつした。
下地敏彦市長は「警察、防犯ボランティアが街の安全を見守っていることを示すことで、未成年の健全育成にもつながり、市民に防犯に対する意識が広がることを期待する」と述べた。
出発式後、参加者は4班に分かれ、徒歩や車両で市内の繁華街の合同パトロールを実施した。来年1月4日までの「警戒強化期間中」は、市内などのパトロールを実施する。