02/08
2025
Sat
旧暦:1月10日 仏滅 丁 
政治・行政
2015年3月10日(火)9:00

南部忠平杯GG廃止/市議会総務財政委

宮古島市 県外参加者が激減


27年続いた南部忠平杯グラウンドゴルフ大会の廃止される方向だ=市陸上競技場(資料写真)

27年続いた南部忠平杯グラウンドゴルフ大会の廃止される方向だ=市陸上競技場(資料写真)

 県内外のグラウンドゴルフ愛好者が集う南部忠平杯宮古島大会が廃止される方向だ。県外からの参加者が激減していることが主な要因。きょう10日に開かれる実行委員会の総会で正式決定する。9日の市議会総務財政委員会の予算審議で市当局が明らかにした。

 南部忠平杯は1988年にスタートした。全国各地でグラウンドゴルフブームが熱を帯び、参加者は右肩上がりで推移した。

 市のまとめによると、最も参加者が多かったのは第9回大会の964人。県外から220人、地元を除く県内からは178人が参加した。過去の大会では台湾からの参加もあった。

 しかし、ここ数年は減少の一途をたどり、前回27回大会は県外28人、県内も128人と少なかった。

 この現状を踏まえて市が廃止する方針を決定。2015年度当初予算案に関連予算を計上しなかった。

 9日の総務財政委員会では、市観光商工局の下地信男局長が廃止する理由を説明。島内外の愛好者がスポーツで交流を深める事業の目的を挙げ「県外からの参加者が激減しており、事業の目的は終了している」と話して理解を求めた。

 この日の総務財政委員会では、15年度の一般会計当初予算案を審議。当局の説明を受けながら関連質疑を行った。14年度一般会計補正予算案の採決も取り、賛成多数で可決した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年1月31日(金)9:00
9:00

ミス宮古島ら大歓迎/ソラシドエアに168人

大分からチャーター便   宮古島観光協会と下地島エアポートマネジメントは30日、ソラシドエアのチャーター便(大分-下地島線)で訪れた観光客らを歓迎するセレモニーを下地島空港で行った。ミス宮古島の坂田祐梨(ゆり)さんや関係職員らが168人の乗客を「よう…

2024年12月12日(木)9:00
9:00

ローズウッド来年3月開業/平良荷川取

世界的高級ホテル日本初進出/観光振興、地域活性化に期待   世界的高級ホテルチェーンの「ローズウッドホテルズ&リゾーツ」(本社香港、ソニア・チェンCEO)は、日本初進出となる「ローズウッド宮古島」を来年3月1日に開業、今月10日から同ホテル公式ウェブ…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!