多良間君(宮総実)初V/沖縄ジュニアゴルフ選手権
高校の部、5アンダーで制す
第26回沖縄ジュニアゴルフ選手権がこのほど、糸満市の南山カントリークラブで行われ、宮総実1年の多良間伸平君が高校生の部で初優勝を飾った。3300ヤード・パー62のコースに2日間挑み、通算5アンダーの119で回った。
大会は、先月30日に開幕した。第1ラウンド、多良間君は雷雨を伴う悪天候の中で2アンダー発進し、単独首位に立った。
翌31日に行われた第2ラウンドでもスコアを三つ伸ばして優勝。2位に4打差をつける快勝だった。
多良間君は「2日間を通してショット、パットともに良かった」と納得のプレーを振り返った。一方で課題も見えた。「チャンスでバーディーを逃したホールがあった。これをしっかり決めたい」と話し、自身の評価点は70点に抑えた。
多良間君は10月の国体にも出場する。先日の少年男子九州ブロック予選で団体戦4位に入賞し、本国体の出場権を得ている。「九州ブロックはぎりぎりで通過したが、本国体では良い成績を残したい」と語った。
多良間君は2日午後、学校を訪れて大山正吾教頭に優勝を報告した。大山教頭は「1年生ながらの優勝は素晴らしく、学校全体としても喜んでいる。次の国体でも頑張ってほしい」とさらなる活躍を期待した。