政治・行政
2016年8月4日(木)9:07
申請率98・8%と高く/高齢者給付金
市、支給総額は2億円
市福祉調整課は3日、7月29日で終了した65歳以上の高齢者向け給付金の申請状況(速報値)をまとめた。それによると、申請率は98・8%で、支給総額は2億1027万円だった。
対象者数は7089人で、申請した7009人に1人当たりそれぞれ3万円が支給された。80人(71世帯)は申請せず、金額にすると240万円。
対象者は①今年度中に65歳以上になる人②昨年1月1日時点で宮古島市に住民登録がされている人③昨年度分の市民税(均等割)が非課税で、課税者に扶養されていない人④生活保護を受けていない人-で、申請は4月25日~7月29日まで行われた。
市福祉調整課によると、申請率は県内11市の中では上位といい「高齢者には、各支所の職員や行政連絡員が家庭訪問しながら申請を呼び掛けた。地域レベルでの連携と協力が奏功した」と話した。
給付金は、政府の「1億総活躍社会」の実現に向け、賃金引き上げの恩恵が及びにくい高齢者への支援が目的。