04/27
2024
Sat
旧暦:3月18日 友引 庚 
社会・全般
2022年2月14日(月)8:59

大橋開通30周年を祝う/いけま島おこしの会

100年先の土台づくりへ/先人に感謝、さらなる発展誓う

 

記念式典では「池間大橋」の踊りが披露された=13日、池間公民館

記念式典では「池間大橋」の踊りが披露された=13日、池間公民館

池間大橋開通30周年記念式典(主催・いけま島おこしの会)が13日、池間公民館で開催された。地域住民らが多数集まり、開通の節目を祝った。建設に携わった先人たちに感謝するとともに、今後の発展のために同大橋を活用することを誓い合った。新型コロナウイルスの感染防止の観点から祝賀会は開かれなかった。

同大橋の総事業費は約99億円。総延長は4676㍍。このうち、本橋梁(きょうりょう)部分(橋の長さ)は1425㍍。1992年2月14日に開通した。

式典で池間自治会の仲間広二会長は「池間島の活性化には起業が必要だ。橋がつながり人も情報も入ってくるので、大橋をもっと活用してほしい。30年の歴史を重く受け止めながら、池間を発展させる100年先の未来を見据えて、土台をつくっていこう」と強調した。

元教育長で池間文化協会の川上哲也会長は「開通30周年を皆さんと共に喜びを分かち合いたい。『夢の大橋は架からない』と最初は言われていたが、見事に完成した。大橋の実現に動いた先輩たちに感謝の気持ちを持たねばならない」と呼び掛けた。

池間小中学校の平良吉嗣校長=池間出身=は「児童生徒は現在25人。少なくなったが、エネルギーは100人分に感じる。大橋に感謝すること、橋の利用者が幸せになること、隣の狩俣自治会と共に発展することを願っている」と述べた。

式典は池間大橋会の「宮古トーガニ」で幕開け。優雅な舞で式典に花を添えた。最後は「池間大橋」の踊りを披露し、幕を閉じた。

終了後には開通記念ウオーキングに出発。親子連れらが参加して小雨が降る中、大橋を往復した。

 

☆関連記事 25周年記念し橋往復/池間大橋ウオーク大会 いけま島おこしの会主催(2017年2月14日配信)

☆関連記事 池間大橋が開通20周年/島のさらなる発展願う(2012年2月15日配信)


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!