05/12
2024
Sun
旧暦:4月5日 友引 丙 
政治・行政
2023年3月23日(木)8:59

市長、改めて理解求める 副市長人事/「丁寧な説明なく反省」

議会軽視はないと強調/市議会一般質問

 

一般質問に答弁する座喜味一幸市長=22日、市議会議場

一般質問に答弁する座喜味一幸市長=22日、市議会議場

座喜味一幸市長は22日、副市長人事で県知事公室長の嘉数登氏を起用することが報道されたことについて、「丁寧な説明をしなければならないという思いを持っていた。(報道が)出たことで議員にも大変な誤解を与えた。丁寧な説明がなかったことは反省している。公約実現に向けて理解いただきたい」と述べた。粟国恒広氏の一般質問への答弁。

副市長人事について粟国氏は「こういった企画をやるために副市長を代える。そういった説明があって当然。議会を軽視しているのか」と指摘した。

座喜味市長は「人事権は市長にあるという部分もあったかもしれない。議会を追認機関だとは全く思っていない。丁寧な説明がされていないのではという指摘は謙虚に受け止めたい」と述べた。

平良敏夫氏は「公約推進をスピーディーに行うため知識、経験豊富な嘉数氏が副市長として良いと考えた」との市長発言を示し「副市長は能力が足りなかったと言われているも同然だと思う」とし、自身の能力について副市長の見解を求めた。

これに対し伊川秀樹副市長は「主観的なものなのでなかなか難しいが、人はそれなりにこれまでやってきた知識と経験を持っている。能力があるかないかは別として、それに関しては自信を持っている」と答えた。

また、平良氏は法定外目的税について「入島税を航空運賃に上乗せすることで簡単に徴収できる」と検討を求めた。

上地成人観光商工スポーツ部長は「入島税の航空運賃への上乗せについて航空会社の回答は、一つの自治体のためにシステム変更をするのは高額な費用が発生するため現実的ではないとのこと」と説明した。

座喜味市長は「議論が進んでおり宿泊税という方向に動いている。丁寧に取り組み、実施の際にはある程度の納得感を得るために使い方などを明確にしていく必要がある」との考えを示した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月7日(火)9:00
9:00

宮古馬、ビーチで啓蒙活動/観光客らに事故防止呼び掛け

下地与那覇の前浜ビーチで5日、宮古馬を同伴した水難事故防止活動が行われた。宮古島署地域課、市地域振興課の職員ほか、宮古馬2頭、馬の飼育員が参加し、観光客や市民にライフジャケットの適正着用などが記されたガイドブックを配布して海での事故防止を呼び掛けた。

2024年5月7日(火)9:00
9:00

「 また絶対来たい 」/思い出とともに帰路へ

連休最終日・宮古空港 最大10連休となった今年の大型連休は6日、最終日を迎え、宮古空港はUターンラッシュのピークとなった。南国の自然を満喫した観光客や里帰りした人たちが、大きな荷物と思い出を土産に帰路に就いた。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!