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産業・経済
2011年4月1日(金)9:00

多良間村19位の192万円/08年度市町村民所得

宮古島市は27位185万9000円/県民1人当たり所得を下回る


 【那覇支社】県企画部(川上好久部長)は3月30日、2008年度の市町村民所得を公表した。1人当たり市町村民所得で多良間村は県下19位の192万2000円、宮古島市は27位の185万9000円だった。2市村ともに県民1人当たり所得の203万9000円を下回った。


 県内上位は北大東村が355万5000円で5年連続のトップ。人口に占める就業者割合が高いことなどが背景にある。次いで南大東村が336万8000円、渡名喜村297万3000円と、いずれも小規模離島が上位を占めた。最も低かったのは今帰仁村の135万円だった。

 上位3村ともに建設業が増加し、南大東村では公共、民間工事がともに伸びている。1人当たり所得は県内8市町村が前年度を増加し、33市町村が減少した。

 県民所得の合計は2兆8057億円で、雇用者報酬が建設業の持ち直しなどによって前年度を1・5%増加した。一方で、財産所得は受取配当が減少し、前年度12・8%の減。企業所得は個人・公的所得ともに減少し、全体で2・9%減少した。総所得に占める基地賃借料を含む財産所得の割合は7・4%だった。

 県内純生産は2兆5482億1900万円で前年度を0・3%下回った。卸売・小売業、建設業などで増加したが、金融・保険業や行政機関、政府サービス生産者が減少したことなどが影響した。


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