10/12
2024
Sat
旧暦:9月10日 赤口 己 
産業・経済
2013年4月2日(火)9:00

キビ搬入量11万7200㌧/宮糖城辺製糖終了

前期比1・7倍 総農家手取り25億3000万円


サトウキビの圧搾を終えて後片付けをする職員たち=1日、宮古製糖城辺工場

サトウキビの圧搾を終えて後片付けをする職員たち=1日、宮古製糖城辺工場

 宮古製糖城辺工場の2012-13年産サトウキビの製糖操業は、1日終了した。原料搬入量は11万7275㌧と、台風の影響で大不作となった前期の6万7478㌧と比べて4万9797㌧(73・8%)増えた。平均糖度は基準(13・2~14・4度)内に入る14・23度。トン当たり農家手取額は2万1566円と、基準額の2万1164円を402円上回った。農家総手取額は、25億2920万円となった。


 今期は天気に恵まれ、ハーベスターが好調に稼働した。同機で収穫した原料の割合は、46・4%と前期の39・7%より、6・7ポイント増えた。機械収穫の割合は、今後も高齢化に伴い伸びていくとみられている。

 今期の原料搬入量(11万7000㌧)は、平成以降では1989年の17万9000㌧に次いで2番目に多かった。

 同社は増産の要因に①株出収穫面積が388㌶と前期の180㌶と比べて倍増した②台風の被害が少なかったなど、気象条件に恵まれた-ことを挙げている。平均反収は約6・9㌧と、まずまずの作柄だった。

 品種の構成比は農林27号が最も多く、全体の46%を占めた。次いで農林21号が20%と、2位に付けた。

 糖度区分別の構成比は13・1度以下が14・65%、基準糖度帯(13・2~14・4度)が43・65%、14・5度以上が41・70%。85・35%の原料が基準以上となった。

 糖度の最高は18・30度、最低は10・00度を記録した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年10月12日(土)9:00
9:00

広島から初のチャーター便/JTA

ツアー客112人来島   日本トランスオーシャン航空(JTA)が運航する広島-宮古チャーター便が11日、宮古空港に到着した。ツアー客ら112人が2泊3日の日程で宮古観光を満喫する。同社によると11月は広島を含め4地域からチャーター便が就航するという。

2024年9月21日(土)9:00
9:00

地域クリエイターに学ぶ/商工会議所

講師に中村、安田さん/新商品開発セミナー   宮古島商工会議所は19日、地域クリエイターと一緒に考える特産品ブラッシュアップ&新商品開発セミナーを同所で開催した。中村美樹さん(クリエイティブファクトリー・パパラギ)、安田澄江さん(ミヤコブライド)らが…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!