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社会・全般
2015年7月16日(木)9:05

久松五勇士 功績と勇気再認識

打電から110周年
「郷土の誇り語り継ぐ」/期成会が祝賀会


地元をはじめ大勢の市民らが参加し五勇士の偉大な功績と勇気を再認識した久松五勇士110周年記念祝賀会=14日、久松地区公民館

地元をはじめ大勢の市民らが参加し五勇士の偉大な功績と勇気を再認識した久松五勇士110周年記念祝賀会=14日、久松地区公民館

 久松五勇士が八重山までサバニをこぎ「敵艦見ゆ」の打電から110周年を迎えたことを記念した祝賀会(主催・同期成会)が14日夜、平良久松地区公民館で開かれた。地元をはじめ大勢の市民らが参加。五勇士の偉大な功績と勇気を再認識するとともに、郷土の誇りとして次世代に語り継いでいくことを確認した。

 期成会では、五勇士の足跡を後世に継承しようと、1985年には80周年、90年には85周年、2005年には100周年とそれぞれの節目に記念事業を展開してきた。

 今回の110周年では▽サバニの修復▽サバニで八重山までの漕破を目指す「平成の五勇士」の再現▽海上自衛隊東京音楽隊記念演奏会-など各種記念事業を実施した。

 特に「平成の五勇士」の再現では、石垣島伊原間海岸まで100㌔余の航海を、復元サバニで向かった。しかし、天候悪化のため漕破を断念。伴走船で伊野田漁港に到着し、伊原間公民館で盛大な歓迎を受けた。

 祝賀会であいさつした期成会の粟国恒広会長は「先輩方の偉業を過去の出来事とせず、後輩たちに伝えていく事が私たちの責務」と訴え。「平和である現在だからこそ、記念事業を開催できる事を喜び、平和の尊さを語り継ぐ責任がある」と開催の意義を強調した。

 下地敏彦市長が来賓あいさつ、市議会の佐久本洋介副議長が乾杯の音頭を取った。

 舞台では地元の老人クラブや婦人会などのメンバーが祝宴にふさわしい踊りを披露して盛り上げ。幕間には乾杯の音頭が続き、久松青年会による「久松五勇士」で最高潮に達した。

 会場には、五勇士が到着した伊原間地区の住民10人が出席。八重山の伝統的な踊り「五福の舞」を披露した。

 五勇士を受け入れる側の実行委員長を務めた根間建有さんは「五勇士の勇気と団結は伊原間でも生き続けている。上陸の碑が公民館の近くあることから、地元では身近な英雄として知られている。今後とも節目節目ごとに交流していければ」、伊原間公民館長の多宇司さんは「歴史が取り持つ縁として、久松地区とはこれからも長い付き合いをしていきたい。節目の祝賀会に参加したことで、五勇士の精神は語り継いでいかなければと強く思った」とそれぞれ語った。


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